巨匠の眠る場所
こんにちは。
いよいよ夏本番ですね!
暑い日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今年の夏は数年ぶりに開催されるイベント事も多いそうで、徐々に日常の暮らしが戻りつつある事を実感させられます。
しかし実際にはコロナの感染者はまだまだ増え続けております。
これから楽しい夏休みが始まりますが、引き続き感染対策の徹底を心がけて楽しみましょう!
さて、そんな中私は散歩がてら、近所のとある教会を見学に訪れました。
こちらは「東京カテドラル聖マリア大聖堂」というカトリック教会で、1964年に建てられました。
そして設計はあの建築界の巨匠、丹下健三氏です。
さすが丹下氏が設計したとあって、デザインが特徴的で、曲線を多用した外観は丹下氏が同時期に設計した国立代々木体育館を連想させます。
そしてこの建造物の最大の特徴は建物の頂部が十字架状になっていて、上空から見ると綺麗な十字架が浮かび上がるのです。
ちなみに丹下氏の葬儀はこの大聖堂で行われ、地下の納骨堂で今も眠っているとの事で、丹下氏自身にとっても非常に重要な作品だった事でしょう。
敷地内には他にも、空に鋭く伸びる白い鐘塔があったり、聖母マリア出現の聖地「ルルドの泉の洞窟」を模した岩場が再現されているなど、通常の教会とは違った見どころがあります。
以前から近所にあるのは知っていて、いつか見に行こうと思っていたのですが、今回ようやくじっくりと見学する事ができました。
建物の内部も神秘的だそうなので、今度は中も見学したいと思います。
皆さんもぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
N.suzuki
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