もう30数年も前ですが
ひらけ!ポンキッキで「SOSペンペンコンピュータ」が放送されました。
「コンピューターが人間に反乱を始めた」というブラックな内容で、
更にメロディがピコピコした感じの今でいうとテクノ調の曲です。
*歌詞
誰がインプット間違えた これじゃ地球に戻れない
隕石飛んでクルクル(ガンガンピューピュー、ガンガンピューピュー)
燃料だんだん減る減る(ピーピースカスカ、ピーピースカスカ)
僕の落ち度はどこにもない みんな知らずにお昼寝グー
寝てる場合じゃないでしょが
お尻をぺんぺん
起きてキャプテンびっくり、ぎょっ! これは大変どないしよ
操縦桿持って持って (くいくいがんがん、くいくいがんがん)
慌てて皆どたばた (どうしようこまった、どうしようこまった)
僕の落ち度はぜんぜんない データ通りにやっただけ
早くインプットしなおしだ
スイッチぽんぽん
1ビット2ビットかえれない
3バイト4バイトかえれない
1ギガ2ギガかえれない
PCが今程普及して居無い時分に、ギガとかバイトとか
児童向けの歌にコノ作詞は先進的すぎます!
*歌詞
何も帰ろうとしなくても もっといい星行けるかも
ちっちゃな地球はごみごみ (それでも大好き、それでも大好き)
あんな星あんな星! (かえりたいよぉー!)
水金地火木土天海冥、通り越しびゅー! お前一人で行けばいい
アンドロメダまで行っちゃうぞ
やめてよゴンゴン
(台詞)
コンピューターは人間のトモダチ
ダ・ケ・ド…
当時は「おっしりーをペンペン」とか言って面白い歌だと思ってました。
“命令通り動いているのだからどんな結果をまねこうと落ち度はない”
近年の様々な事象に対する言い訳みたいです。
「帰れないコール」が音頭調になるところは
完全に開き直ってる感ですし、
最後のコンピュータがApple II(らしい)
大人になってから見返すと色々驚く歌です。
緊急事態というものを如実に表し、
コンピュータ依存の社会に警鐘を鳴らす傑作だと思います。
tenma
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